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2月は1名のテンプレート作成と、3名の子供たちへウィッグのプレゼントができました。

2022.02.28(Monday)

いつも「へドネーションプロジェクト」「リュウプロジェクト」へのご支援ありがとうございます。
先月は資金不足により一人もテンプレートを作ることができませんでしたが、今月はなんとか埼玉県の女子中学生1名のテンプレートを作成し海外工場へ送ることができました。
厳しい状況は続いていますが、3月もせめて1名だけでもテンプレートの作成に行けるようにしたいと思います。
(テンプレートとは、採寸・型取りによって作られるレシピエント頭部の原型のことです。工場ではこのテンプレートを基にウィッグを製作いたします)
また、完成ウィッグは女子小学生2名と女子高生1名にプレゼントすることが出来ました。
 
●2月06日(日)埼玉県 女子中学生 テンプレート製作

●2月14日(月)東京都 女子小学生 スタイルカット

●2月14日(月)宮崎県 女子高校生 スタイルカット

●2月26日(土)京都府 女子小学生 スタイルカット


未だコロナ禍の影響で全てのキャラクターショーおよび関連イベントが中止となり、例年最も売り上げていたキャラクターショー関連の売り上げ0を更新していますが、多くの皆様にweb shopよりグッズをお買い求めいただき、また法人を含めた多くの皆様から寄付金をお寄せいただいたおかげでなんとか子供たちの所へ伺えました。本当にありがとうございます。
一人一人の子供たちの望むところでの採寸型取りを続けていくために、どうぞ引き続きご支援のほどよろしくお願いします。


私たちヘアドネーションプロジェクトでは、私たち自らが髪の毛を集め、採寸型取りに赴き、出来あがったウィッグを賛同理美容室に依頼しその子に合わせてカットするなど、ほとんどの作業を皆様の力をお借りしながら行うことで、高額の人毛オリジナル医療用ウィッグをメーカー様に安価に作っていただきプレゼントしています。
しかし、安価とは言え無料ではありません。
髪の毛のトリートメント処理費用や、ベースを作り植毛する費用、海外工場への輸送費や関税、消費税などを含め、1台(個)8万円程度の金額がかかっています。
さらに、全国でウィッグを待っている子供たちの元へ採寸に赴く交通費にも経費がかかります。
この活動に要する費用には、公的な助成金や補助金の中には該当するものが無く、全て私たちの自主財源と寄付金で賄っています。
髪の寄付だけが支援の形ではありません。
ぜひ寄付金等も、選択肢の一つとして、ご検討頂ければ幸いです。
ウィッグを待っている子供たちへ、1日でも早く届けるために、皆様のご協力をよろしくお願いします。